秋は行事がたくさんあって楽しいですね。
双子の通う中学校でも、文化祭がありました。
1日目は、文化部や有志による発表。
2日目には、合唱コンクールがありました。
吹奏楽部の発表
一年生から三年生までの部員で、コンクールの課題曲や「パイレーツ オブ カリビアン」、Jポップメドレーなどを演奏しました。
スタンドプレーも織り交ぜて、見応えのあるステージでした。
ただ、トランペットとトロンボーンしか舞台上にいなかったので、太郎がどこにいるかわかりませんでした〜。
最後に、吹奏楽部全員で坂本九さんの「心の瞳」を合唱しました。
心にしみいる歌声に、感動しました。
が、太郎がいない!Σ(´Д`)
慌てて探すと、かすかに見えました!
先輩の影に隠れてたー!
まるで、背後霊…。(^_^;)
そこは、一歩横に移動しようよー。
改めて、太郎は我々の想像を、はるかに上回る存在だと思いました。
合唱コンクール、伴奏者の苦悩
クラス対抗(?)合唱コンクールでは、一美はピアノの伴奏をしました。
これが、また大変でした。(^_^;)
初見で(楽譜を見てすぐに)弾ける生徒さんもいるでしょうが、一美は努力家タイプです。
弾けるようになるまで、ひらすら練習…。
つまり、仕上がるまで時間がかかるのです。
しかも、今回の曲は、一美が希望したものではありませんでした。
「この曲やだ〜。やる気が出ない〜。」(´Д`)
それでも、やらねばなりません。
楽譜をもらってから、一美は毎日毎日、ピアノの練習をしていました。
しかし、一美だけが頑張っても、クラスのみんながその気になってくれなかったら、合唱は成り立ちません。
昨年は、歌わないクラスでした。
あんなに時間をかけてピアノの練習をしたのに…。
一美が気の毒でした。(/ _ ; )
「もうやりたくない」と、言うと思いましたもん。
そして、本番
体育館の舞台で、一美のピアノが小気味よく始まりました、
が、
音がでかい!(≧◇≦)
もしや、がっつり弾いてる!!
ソプラノが弱いだの、練習をする雰囲気が悪いだの、いいことを聞いていなかった私は、焦りました!
「この音量では、歌が聞こえないかもしれない!」∑(ll゚д゚ll)
すると、
ピアノに負けじと、男子が大きな声で歌い出しました!
よかった〜。。゚(゚´Д`゚)゚。
続いて女子パートも加わり、体育館にパワフルな歌声が響きました。
クラスのみんながまとまったのは①
中学二年生の男子が、あれだけ大きな声で歌うことは珍しいそうです。
何かあったに違いないと、一美に聞いてみました。
すると、どうやら合唱コンクールの本番直前まで、一美はずーっとピアノの練習をしていたそうです。
「もう、体育館に入場だからやめなさい」と、先生に止められるまで、キーボードにかじりついていました。
その必死な姿を見て、クラスのみんなが心を動かされたのかもしれません。
クラスのみんながまとまったのは②
もう一つ考えられるのは、ピアノとキーボードの違いです。
教室に置いてあるキーボードは、音量を最大にしても、ピアノより音が小さいそうです。
その音の大きさに慣れていた彼らは、本番、グランドピアノの音の大きさにビックリしたことでしょう。
「歌がピアノに負ける!(>_<)」と。
だから、普段より大きな声で歌ってくれたのかもしれません。
ビデオを観て
一美のクラス、意外によかったです!
その場では、焦りと不安できちんと聴こえていませんでしたが、ビデオで確認すると印象がだいぶ変わりました。
ピアノと歌が、お互いに高め合っていて美しかったです。
合唱、いいなって思いました。
そうそう、太郎も頑張って歌っていました。
二人とも、クラスのメンバーに恵まれて、よかったね。
来年もやるのね
一美は、来年も伴奏をするつもりです。
受験生だけどー。(^_^;)
吹奏楽部の練習とピアノの練習、そして勉強。
頑張れ、一美。
頑張れ、太郎。