きらりの日常

太郎&一美(中3)、二葉(小6)、次郎(小4)の4人の子どもと過ごす日々の出来事を書いています。

生きた証

悲しいことがありました。

ショックでした。

でも、教えてもらってよかったです。

練習試合の応援で

次郎は、子ども会のチームでソフトボールをしています。

ある日、練習試合の会場で、

「あの人、亡くなったって本当?」

と聞かれました。

彼女は

「あの人」は、同じ中学校の保護者です。

子どもの小学校では、一緒に図書ボランティアをしていました。

控えめだけれど、芯のしっかりした優しい女性でした。

確かに、二年ほど前、大きな病気をされました。

治っていたはずでは?

亡くなった?

私が最後に彼女と会ったのは、いつなんだろう。

必死に記憶を辿りました。

Facebookに、友達申請があった

そういえば、先月、彼女から友達申請がきました。

あれから、何か書き込みがあるかもしれない、

私は、彼女のFacebookを確認しました。

しかし、文章は一切ありませんでした。

開設時と同じ、二人のお子さんの入学式(高校生と中学生)の写真があるだけでした。

一気に不安になりました。

共通の友人に確認

共通の友人に聞きました。

「先月、お亡くなりになりました。

亡くなる二週間前に会ったけれど、元気だったよ。

とにかく、急だったみたいです。」

・・・。

言葉もありませんでした。

Facebook開設の日と、亡くなった日が近いことから、友達申請には何か意味があったのかもしれません。

今となっては分かりませんが。

喪失感

彼女は闘病中も笑顔でした。

ボランティアにも参加していました。

悩む様子もなく、明るく振る舞っていました。

いろんな想いが頭をグルグル回ります。

フル回転の頭とは逆に、心に穴が空いた感覚がありました。

これが喪失感なのですね。

彼女の願い

余命宣告されていたのかは分かりません。

でも、きっと、彼女は最期まで、いつも通りの生活をしたかったのでしょう。

お子さんにお弁当を作ってあげて、顔を見て話して。

そんな当たり前の日常が、愛おしくて愛おしくて。

少しでも長く家族の側にいようと、頑張ったのでしょう。

それが彼女の願いだったのだと思います。

彼女の生きた証

彼女は、図書ボランティアでした。

小学校の図書室には、彼女が修復した本がたくさんあります。

その本を、子どもたちは読み続けます。

わくわくしながら。

彼女は本を通して、たくさんの子どもたちと繋がっています。

今までも、これからも。

素晴らしい物を遺してくれて、ありがとう。

そして、お疲れさま。

天国から見守っていてね。